長女出産後に仕事を辞めた私は、これまで9年働き詰めだったので、収入がない生活に不安を覚えました。内職とか、何か家でもできる仕事はないものか…と探したのですが、地方の田舎の中の田舎では、内職すらない環境。
その時にたまたま知ったのが在宅でパソコンがあればできるWEBライティングの仕事。もう3年も続けています。
・在宅でも確実な収入が欲しい
・時間がたくさんあるから何かを始めたい
・ブログを運営しているけど、読まれる文章が書けるようになりたい
・SEOについて知りたい
・文章を書くことのスキルアップを目指したい
という方にはおすすめのお仕事です。
WEBライティングの仕事とは?
自宅にパソコンがあればできるお仕事。クラウドワークス などの求人サイトに登録し、お仕事を探します。
WEBライティングなので、仕事内容は文章を作成すること。
他にも求人サイトには
・アンケートや口コミの投稿
・データ入力
・テープ起こし
・スマホアプリのモニター
・デザイン、ロゴ作成、イラスト、占いなどのスキルの提供
・オークションサイトの代理出品
などの仕事があります。
ちなみに私はWEBライティングの他にも、隙間時間にできる画像の選別作業や、新しくできた道路の写真を撮影するなんてユニークな仕事も行ったことがあります。
単価は、発注者さんや仕事の内容によって異なりますが、文章を書く仕事だと最初のうちは1文字0.2円~くらいの安い仕事がほとんど。スキルや実績が身についてくると、高単価の仕事を受注できることもあります。
WEBライティングの仕事のメリット
私が長くWEBライティングの仕事を続けてきたのは、それだけのメリットがあったから!ブログを始めた現在、受注している量は減らしましたがそれでも続けています。
WEBライティングをしていて良かったと思ったことを紹介しますね。
☑文章の構成や書き方について学べる
ブログを運営している方は、文章の構成や見出しの使い方、タイトルの付け方などに悩んだことはないですか?WEBライティングの仕事では、クライアントさんから構成や書き方を細かく指定されることが多いので、仕事を受注しているうちに自然と書き方が身に付きます。
☑文章の添削をしてもらえる
ブログは自分で文字を書いて自分で校閲してアップロードしますが、WEBライティングはクライアントさんに目を通してもらって、必要であれば添削してからのアップになります。
添削は誤字脱字はもちろんですが、文章の構成、句読点や語尾の使い方、ユーザーが見やすい段落の開け方、中には「この表現をもっとこういう風にしてもらいたい」と細かい指示を出してくださるクライアントさんもいます。
自分1人じゃ気が付かないことを指摘してもらえるって、こんなにありがたいことはありません。すべて、自分のスキルアップにつながることです。
☑SEOについて教えて貰える
クライアントさんはユーザーに読まれるサイトを作るために、ライターに向けてSEOについての指導を行ってくれる場合があります。ブログを書いていてもSEOについての知識は必要だと感じますが、独学だと本を読んだりサイトを調べたり…大変ですよね。
SEOについてしっかり指導してもらえ、質問にまで答えてもらえる。中にはスカイプ等を使って動画で指導してくれる方もいました。複数のクライアントさんがいると学ぶ機会も多いので、ありがたいなぁと感じています。
☑報酬がもらえる
文章の添削をしてもらえて、SEOについて学ばせてもらえるのに、報酬まで貰えるんですよ!?ブログだと、自分の努力や実力に比例した報酬なので、なかなか増えないってこともありますよね。
WEBライティングだとクライアントさんとの間で報酬を決定してから仕事が始められるので、確実な収入が得られます。
☑知識や視野が広がる
WEBライティングは与えられたテーマに沿って記事を書き、納品します。そのため、テーマについて片っ端から調べる必要があるのです。ネットで検索することもあれば、時には本やニュース、新聞などで情報を集めることも。
そうすると、これまで知らなかったことや気にも留めなかったことが、自分の情報として蓄積されていきます。知識が付くというのはもちろん、情報を集めようと自分でもアンテナを張る癖がつくので、視野が広がったと感じています。
☑在宅で仕事ができる
外に働きに出られないという方は、パソコン1つで隙間時間にもできる在宅ワークはピッタリ。子どもがいる方、専業主婦の方はもちろん、仕事をしていても収入をアップさせるために副業として始めてみるのもいいと思います。
☑繋がりができる
仕事を通して、クライアントさんとの繋がりを持つことができ、貴重な情報を教えて貰えることがあります。
ツイッターではライターさんからフォローしてもらえることも多くなり、作業情報をつぶやくことでお互いに刺激になったり、やる気を貰えることもあります。
これはかなり稀なことですが、同じメディアで執筆しているライターさん通しでも繋がることができ、オンライン茶会などのイベントを企画してもらったこともあります。私は人見知りなんで上手く話せなかったのですが、子育てで家に引きこもりがちな私にとっては、とても楽しい時間を過ごせました。
WEBライティングの仕事を選ぶときのポイント
WEBライティングといっても色んなジャンルがあるし、メディアも異なります。本当に数多くの求人があるのですが、やっぱり仕事をするからには自分に合った仕事を楽しく続けて報酬を貰いたいですよね。
仕事を選ぶときに、私が気を付けているポイントがいくつかあります。もしかしたら他のライターさんとは選択の基準が異なるかもしれませんが、参考にしてみてください。
☑自分の得意なジャンルの仕事に申し込む
私が最も重視しているポイントです。WEBライティングには色んなジャンルがあって、例えば私が得意としているのは育児や保育、美容系のお仕事です。
このジャンルには自分が培ってきた知識や体験が豊富にあるので、いざライティングを始めてもスラスラと文章を書くことができるのです。
他にも、引っ越しや家を建てた経験がある方なら住宅やインテリア系がいいだろうし、トレンドを重視したファッション系、テレビを見るのが好きなら芸能系、主婦なら日用雑貨などのお仕事もあります。
これは私の失敗談ですが、単価が良かったので金融系のお仕事をしたことがありました。しかし、知識がほとんどないので、色んな情報を調べながらのライティングとなったわけです。
興味がない情報を集めながらのライティングは、書くのがかなり苦痛で時間がかかります。単価が良くても時間がかかったら…自給計算したらとんでもなく低くなってしまい、続きませんでした。
だったら、多少単価は安くても自分の得意なジャンルでじゃんじゃん記事を納品した方が、内容の濃いものが仕上がるし、仕事をくださったクライアントさんにも喜ばれますよね。
☑単価と仕事量を見て決める
実は私は、あまり単価は気にせず仕事を探してしまいます。文字単価が良いと思ったら画像やリンクの選出作業が多くて、結局時間がかかってしまったなんてこともあるためです。
それよりも、私の場合は文字単価が低くても自分の得意なジャンルで、どんどん文字を書いて納品した方が効率よく稼げます。
極端なお仕事でしたが、2000文字200円で保育記事を納品したことがあります。文字単価にして1文字=0.1円(笑)多分、ライターさんから見たら「エェ!!!」と驚く金額じゃないかと…。
しかし、私の保育の体験談を元に書いてほしいとのことだったし、自分の持っている情報でいいなら2000文字なんてあっという間。30分もあれば1本仕上がります。一日に何本も納品できたので、私にとってはとても効率の良い仕事ととなりました。
☑合わない仕事は無理に頑張らない
単価に目がくらんで大変な仕事を請け負った経験があると書きましたが、クライアントさんと契約したからには納品するまできっちり仕事は果たさなければなりません。でも、自分には続けられないと感じたら、契約更新はしません。
次の仕事を見つけるまでは収入が下がったり、また新しくマニュアルを確認して仕事を覚えて…と大変なこともありますが、自分に合わない仕事を続けることは、どんどん消耗していくだけです。
自分に合った仕事やクライアントさんを見つけて長く仕事をするのが、WEBライティングをするコツだと考えます。
良いクライアントさんを見つけるためには
今までいろんなお仕事を受注しましたが、良いクライアントさんもいれば対応に困った方もいました…。
良いクライアントさんというのは、こまめに連絡を取れたり、ライターのために気配りをしてくれたり。何度も書きますが、文章の書き方やSEOの知識を教えてくれたクライアントさんには、本当に感謝しかありません。
どんなクライアントさんかは仕事に応募してみないと分からない部分もありますが、クライアントさんを見極めるために、私が実践していることを紹介しますね。
☑自分のプロフィールを充実させる
クライアントさんは求人サイトのプロフィールを見てスカウトをしてくれます。自分のプロフィールを充実させておくことで、条件の良い仕事が舞い込んでくる可能性があるのです。
これまでの職歴や資格、ライティングの経歴があれば、事細かに書いておくこと。それから、自分の売り込める部分はきちんと書いておきましょう。実績がないから書けない…という方も、初心者だけどやる気があること、得意だったり興味があるジャンルをしっかり書いておくといいと思います。
自分の売り込み方が分からない!という方は、私はこの本をかなり参考にしてプロフィールを練りました。オススメです。
☑初心者向けかどうかの仕事の見極め
WEBライティングの仕事の募集には、「初心者歓迎!」という文字が入っているものがあります。ライター初心者さんには、始めやすい仕事ですよね。
初心者歓迎ということで、本当に手取り足取り最初から教えてくれるクライアントさんもいます。私は運よくそのようなクライアントさんと複数出会うことができ、たくさんの知識を頂けました。
しかし中には、初心者向けと書いておきながらマニュアルを与えてお終い、どうぞ書いてください、ただし期日は守ってねというむちゃくちゃ厳しい仕事もありました(笑)
クライアントさんの評価を見てみると良いと思います。大体みなさん評価は高くつけていますが、評価欄に乗っているコメントこそ参考になります。
「丁寧な指導」とか「こまめなやり取り」、「またよろしくお願いします(ライターさんが継続している様子が分かる)」など書かれている仕事は、クライアントさんともやり取りしやすく、働きやすい仕事です。
コメントは任意なので、評価が高くてもコメントがない仕事は、ブラックな仕事の可能性もちょっと疑ってみてもいいかもしれません。
☑いつもライターを募集している仕事は疑ってみる
何回もスカウトが来る仕事がいくつかありました。仕事が切れた時に応募してみたことがあるのですが、仕事が大変で続けにくかったり、テストライティング合格後に応募したジャンルと全くちがう仕事内容を振り分けられたり…正直あまり良い印象は残っていません。
ただ単にメディアが大きいから募集をかけているというケースもあるのかもしれませんが、評価を確認してみましょう。
☑自分のスキルアップを目指す
クラウドワークスでは、PROクラウドワーカーという制度があり、一定の条件を満たすことで単価がアップしたり、オススメの案件を優先的に紹介してもらえる制度があります。
ちなみに私はPROワーカーにはなれたことがありません(笑)ですが、条件の良い仕事を貰うためには目指してみてもいいかも!?
ずばり!ライティングのお仕事でいくらぐらい稼げるの?
ライターって本当に稼げるのか…気になりません?私は他のライターさんの報酬が気になります(笑)
私の場合、2人娘を育児して、その合間にちょこちょこ記事を納品しています。さらに現在はブログを2本運営しているので、ライティングにはそんなに時間がさけていないのが現状です。
そんな私の現在の平均収入は1万円。スマホ代と保険を払えば何も残りません。
ですが、まだ長女が小さくて自分の時間がもう少し持ててた2年くらい前は7万円ほど頂いていた時期もありました。
子育てママさんでも、スキルがあってたくさん仕事を受注している人なら、もっともらえているみたいですよね。頑張れば頑張るほど、収入につながる仕事だと思います。
ライティングの仕事をしていて大変だったこと
頑張ればそれだけ成果が出る仕事。でも、私はWEBライティングって大変な仕事だと感じることも多くありました。
☑自分の時間が減る
家事育児の合間だと、とてもじゃないけど納期に間に合いません。とにかく自分の時間を削って書き続けます。睡眠もかなり削られました。ある意味、普通に働きに出るよりずっと大変な仕事です。
☑孤独
普通の仕事はどんな形でも人と人との関わりがありますよね。在宅ワークになると、人と会うということがありません。毎日娘たちとしか関わらない日々は、結構孤独で辛い。SNSがなかったらきつかっただろうなと思います。
☑目の疲れや肩こり
ずっとパソコンを夜遅くまで見ているので、目はとにかく疲れます。また、同じ姿勢で何時間も作業をしていると、肩こりも大変なことになります。適度な休憩とストレッチは欠かせません。
まとめ
パソコンがあれば在宅で仕事ができるWEBライティング。難しそうな仕事と思うかもしれませんが、良いクライアントさんと巡り合えれば手取り足取りノウハウを教えて貰える、本当にありがたい仕事です。
現在ブログを運営していて、ライターとして身に着けたスキルが役立っていると実感しています。
3年間続けてきて、納期が迫って大変だ~と修羅場になったことも何度もあります。でもこんなに長く続けられたのは、報酬もそうですが自分の文章を誰かに読んでもらえて役に立ててもらえると思うと嬉しかったから!
子育てしてただ家に引きこもってたら、社会に取り残されたような気持ちを引きずってどんどん内にこもっていたような気がします。
現在はブログも始めていますが、やっぱり私の知識や経験が誰かの役に立てるなら、WEBライティングのお仕事は続けていきたいと思っています。
やりがいのある仕事です。興味のある方は始めてみて下さいね。