子どもって何でも口に入れちゃいますよね。特に気に入ったおもちゃは、よくしゃぶしゃぶしているかと思います。ウチの次女も1歳過ぎましたが、未だに何でも口に入れます。
ミルトンなどで消毒できる大きさ・材質のおもちゃならこまめに消毒もできるのですが、電池式の大きなおもちゃやぬいぐるみはどうやって消毒したらいいのか…困ります。
でもおもちゃはこまめに消毒したい!
というママのために、元保育士が保育園でのおもちゃの消毒方法を紹介しながら、お家での簡単なおもちゃの消毒方法について紹介したいと思います。
保育園ではアルカリ電解水で毎日消毒
私が働いていた保育園ではアルカリ電解水を作る機械があり、おもちゃの消毒はもちろん、食事テーブルの除菌や部屋の掃除にも、すべてアルカリ電解水を使っていたんです。
これが結構汚れが落ちるんですよね。原料は水道水+塩なのに!
水は電気を通すとアルカリ性と酸性に分かれる性質があり、アルカリ性の電解水には酸性の汚れを落としたり、除菌や消臭の効果もあるんです。
原料が水と塩という点では、子どもが触れたり口に入れるものでも掃除するのに適しています。機械があって大量に作れるなら、保育園でつかうにはもってこいのスーパーアイテム!
※ただしアルカリ性の水なので、飲んだり目に入ったりすると危険です。スプレーした後は必ずふき取りをしなければなりません。
でも、家庭では電解水を作る機械なんて買ってられないじゃない!
そこで使用するのが、市販のアルカリ電解水というわけなんです。
我が家で使っているのはトイザらスの『パパッと!おもちゃクリーナー』
私は保育園で働いていた時、このアルカリ電解水って凄く便利だ!と感じていたため、トイザらスで子どものおもちゃ消毒用にアルカリ電解水が販売されているのを見つけ、これを利用しよう!って思ったんです。
『パパッと!おもちゃクリーナー』という商品。ネットでの取り扱いはないようなので、店舗で購入しています。
使い方は、ぬいぐるみやプラスチック製のおもちゃに吹きかけて、乾いた布でさっと拭く、もしくは洗い流すだけ。簡単なので、おもちゃの消毒がこまめに行えます。
もちろん、おもちゃ以外にもキッチン周りの消毒や子どもがよく手を触れる場所につかっても。おもちゃクリーナーではあるけれど、家中の掃除に使えます。
ちなみに我が家、おもちゃの消毒以上に役立っているのが、カーペットの汚れ落とし。子どもの食べこぼしなんかでカーペットが汚れた時、汚れが乾く前にスプレーをたっぷり振りかけます。
すると汚れが浮き出てくるので、それをタオルでポンポンすれば、意外と汚れが落ちる~!食べこぼしの多い我が家ではこの使い方、重宝してます♡
他にもおもちゃの消毒ができるアイテムってある?
トイザラスのパパッとおもちゃクリーナー、詰め替え用もあるし便利ではあるのですが、店舗に行かないと買えないのがネック。
普通のお掃除用のアルカリ電解水を使ってもいいのですが、なんとなーく『お掃除用』って言われちゃうと、おもちゃの消毒に使うのに抵抗が生れちゃうかもしれませんね。
トイザらス以外にもおもちゃクリーナーを出しているメーカーはあります。探してみるのもいいかも!
別の保育園では薄めた次亜塩素酸ナリウムでおもちゃの消毒や部屋の掃除を行っていました。ニオイが独特ですが、ノロウイルスなどの菌に効果があるとのこと。きちんと拭き取りをすれば、子どもが口に入れても大丈夫なものです。メーカーによってはアルカリ電解水ではなく次亜塩素酸ナリウムを使っている商品もありますが、そちらを買ってみてもOKです。
あとは出かけた時は電解水は持ち歩けないので、私はアルコール除菌シートを持ち歩いています。気を付けていても支援センターのおもちゃなんかは口に入れちゃうことがあるので…その都度拭けるように。
お家の掃除にはちょっと不向きですが、おもちゃの消毒だけなら除菌シートでこまめにふき取るだけでもいいです。
おもちゃは消毒して清潔に!
子どものおもちゃって結構数が多いです。1つ1つを毎日消毒して…というのは、何人も先生がいる保育園とは違うので、ママ1人だとかなり大変。私もこれ使ってます~なんて紹介しましたが、毎日はとても無理(笑)
おもちゃを広げた時に、気が向いた時に遊びながらたま~に消毒している感じ。菌は目には見えないものだから、ママもつい除菌はいいや~って思うかもしれませんが(あ、私もサボりたくなります…)目に見えないからこそ、子どもの口に入ったら怖いなぁとも思ってしまいます。
おもちゃの除菌、意外と手軽にできますよ。やってみて下さいね。