2月3日は節分
2月3日は節分ですね。今年の節分は日曜日なので、保育園や幼稚園では前倒しして豆まきをしているところが多いよう。地方のニュースでは連日、いろんな園の豆まきの様子が放送されています。
我が家も先日、保育園内にある支援センターの豆まき会に参加してきました。今年は赤と緑の鬼が登場し、うちの3歳長女はかなりビビッて泣いていました。
わんぱく1歳次女は、鬼が登場した時はビックリしたようで駆け寄ってきましたが、泣きもせずジーっと鬼を見つめるだけ。去った後は何事もなかったようにケロっとしていました。(何も知らないって幸せなことだ…。)
毎年リアルな鬼を演じてくれる先生方、本当にご苦労様です。私も数年前まで保育園であっちの方を担当していましたが、大変ですよね…。
我が家では「鬼はあの山の雪のお家からやってくるんだよ。節分の日だけ電話でお願いして、お家に来て貰ってるんだ」って設定でお話しています。『鬼から電話』なんてアプリもあるのでそれも活用して。長女はかなり信じ切ってます。
これ私が以前働いていた保育園で実際にお話ししていた設定をそのまま借りてます。怖。
園の鬼は意外とガチ
豆まきの鬼が実は先生がやってるって、子ども達にばれたらなんだか興ざめですよね。中には気が付いてるお子さんもいましたが。
豆まきは、自分の中の『悪い鬼』を追い払うためにまくんだそう。いじわる鬼、泣き虫鬼、ねぼすけ鬼…子ども達の中にも色んな鬼がいるかと思います。
「どうせ先生がやってるんでしょ」
「だったら全然怖くない」
「先生鬼に豆ぶつけてやっつけてもいいの…かわいそう」
そんな気持ちで豆まきするのって、どうなのでしょうか。それよりだったら、鬼を本気でやっつけるつもりで豆まきした方がいいんじゃないかって思います。
となると、鬼=先生だとばれないようにしなければなりません。
…そう、必然的にこわ~い鬼になっちゃうんです。
私は保護者の立場になって初めて、他のママさん達が
「園の鬼ってリアルすぎ」
「やりすぎじゃない?」
と思っている方がいると知りました…。
た、確かに。小さいお子さんにとっては鬼って本当に本当に怖い存在ですよね…。
リアルな鬼はやりすぎ?でも安心して!
確かに、怖い鬼が登場するというのは子ども達にとってはトラウマもの。やりすぎ!って気持ちも分かります。
でも、その辺は先生たちもちゃんと考えてくれてますよ。
園によりけりですが
- 最後はちゃんと鬼と仲直りする
- 鬼と、いうこと聞けるように約束する
- みんなの力で鬼と一緒に自分の中の悪い鬼をやっつけた!という設定でおしまいにする
- 実は先生だった、怖くないよってばらす
など、子ども達にとってプラスになる良い終わり方を考えてくれています。
ただ怖い鬼が来て、豆をまいて終了…じゃ、節分の意味はないですよね。
豆まきを子どもにとって良い体験にするために
怖い体験をしたという所だけ受け取らず、『豆まきをしたという体験』を上手に活用するのもいいかと思います。
- 豆まきを頑張ったから、○○くんの中の泣き虫鬼もどこかにいっちゃったね
- 鬼怖かった?でも仲良くなれたの?みんなと仲良くできると嬉しいね
- 鬼に勝ったのか~!ママの所に鬼が来た時も助けてね
など、プラスにお話ししてみるのもいいし
- あんまりいうこと聞かないと…また鬼さんにお願いするよ
という風に使うのもアリだと思います(ほどほどに!)
園での節分を良い体験に
保育園や幼稚園の鬼は意外とリアルです。しかし、お家だとなかなかリアルな鬼を登場させるのは難しいし、パパやママが鬼をやってもお子さんにばれちゃうこともありますよね。
お子さんにとって怖い体験になりますが、年に1度、貴重な体験の場でもあります。
鬼と戦って流した涙は、きっと無駄ではないはず!園では怖かった分、お家では楽しく豆まきができるといいですね!